過呼吸 電車 動悸の漢方相談ビフォーアフターを紹介するコーナーです。
約6年前、会社の人間関係に悩み、対人恐怖症になったことがきっかけだと思います。その後、日常生活に支障はない程度の小さな不安感はありましたが、自然と良くなっていったのでいつかは改善されるだろうとそのままにしていました。
ところが昨年の夏、外出していた時に過呼吸になり、それが引き金になって毎日不安感を抱えるようになってしまいました。それからというもの車の運転中に突然過呼吸になったり、通勤電車の中で動悸が起きたり、スーパーのレジで並んでいる時に不安感を感じたりと立て続けに起こり、いったい私の身体はどうなってしまったのだろうと心身共に前向きに考えられませんでした。
今までの小さな不安は大きく膨らみ、6年かけて身体は徐々に悲鳴をあげていたのかもしれません。雑誌「クロワッサン」東洋医学特集を読んでアクシスアンのHPが載っていたのですぐに検索しました。
H22年12月26日初回
近所の漢方薬局で桂枝加竜骨牡蛎湯と半夏厚朴湯を3ヶ月、その後、半夏厚朴湯と抑肝散加陳皮半夏を服用するも症状がひどくなっているとご相談に。不安を和らげてくれる漢方などをオススメしました。
H23年1月9日2回目
音に敏感だったがそれが楽になってきた。不安になっても立ち直りやすくなった。
1月21日3回目
調子が悪い、胃腸がボコボコ鳴る、お腹がパンパンになった、めまいふらつきがある。胃腸を整えてくれる漢方を1W分オススメ。
2月27日4回目
お腹のパンパンがなくなって、めまいふらつきはなくなった。排便後にぐりゅぐりゅなるとのことで、胃腸の働きをUPする漢方を10日分オススメ。
2月7日5回目
排便後のぐりゅぐりゅがなくなった。動悸がほとんどなくなったが、電車の中で2回ドキドキしたが突然おさまった。
2月16日6回目
動悸が始まったとのことで、「血」の不足が考えられ「生理ではないか」と聞くと2月10日から生理との事。それに合わせて調子が悪くなるとの事で、その後は生理に対しての動悸・不安感も考慮しながら対応する。
6月22日14回目
動悸はほぼなくなり、電車のぎゅうぎゅうでも大丈夫になり買い物にも行けるようになった。
9月21日 18回目
1ヶ月動悸・過呼吸もなく過ごせた。
10月19日 19回目
不安感は無し、大分元気になった、日中楽に過ごせているとのことで体験談をお願いする。
(44歳 女性)
ステップ1
まず水の代謝をUPさせる漢方などをおすすめ。
ステップ2
胃腸の働きをUP、「気」を補ってくれる漢方。
ステップ3
生理の時に体調が悪化するので(今までは毎日体調が悪く、気付かなかった)、「血」「気」の対応で様子を見る。
パニック症はあせらずじっくり取り組むことが必要です。その経過も含めてご紹介しました。
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